工業技術コース

総合学科 工業系列

工業技術コース

地域に貢献できる
心ある工業人をめざす

3年生 大島 凜斗 さん
(倉敷市立琴浦中学校出身)

工業技術コースで様々な機械の仕組みや構造を学び、卒業後は進学して自動車の開発や製造に携わるための勉強をしたいと考えています。今年は危険物取扱者をはじめとした多くの資格取得にチャレンジします。入学した当時は機械や電気のことがよくわかっていませんでしたが、豊富な経験と知識を持った先生方はいつも親身になってサポートしてくださるので、自信もついてきました。将来ものづくりに携わりたいと思っている人や、人の役に立ちたいと思っている人には工業技術コースがおすすめです。

INTRODUCTION

工業技術を基礎からより広く、深く学ぶ

工業技術コースでは1年次では溶接や金属加工、電気等の基礎技術を修得します。2年次・3年次でより広く、深く、機械の設計・工作技術・電気電子等の科目、実習での旋盤・鋳造・アルミ溶接・電子回路・ロボットなど専門的に学んでいきます。
ものづくりの基礎をしっかり学び、多くの資格取得をめざすとともに、専門科目での学びを通じ人間性を磨き、心ある工業人として地域に貢献できる人材をめざします。

デュアルシステム (学校・企業連携教育)

学校と企業が連携して長期の企業実習を行い、より社会経験を身につけた職業人を育成する教育制度

ドイツの職業教育として有名なデュアルシステムは、学校での理論と実習、企業でのOJT(新人や未経験者に対して、実務を体験させながら仕事を覚えてもらう教育手法)を組み合わせた職業人を育成するための教育制度です。
商大附属高校工業系列工業技術コースでは、2019年株式会社タグチ工業様と教育に関する協定を結び、同社と連携して、週3日、3ヶ月間にわたる長期の企業実習を行っています。

タグチ工業様×商大附属高校生徒の「デュアルシステム」の様子はこちら

総合学科 工業技術コース デュアルシステムへの流れ


教員メッセージ

池田 哲也 先生

「ものづくり」は「人づくり」

工業技術コースは、専門的な学習を通じて「ものづくり」に携わり、知識・技術のみならず心ある豊かな人間性も磨いていきます。資格取得、進路や夢の実現など、皆さんの頑張りをカタチにしていきます。

めざす資格

技能士(旋盤加工・機械保全)/危険物取扱者(丙種・乙種各類)/アーク溶接/ガス溶接/フォークリフト技能講習/小型移動式クレーン/吊り上げ式クレーン/玉掛け/小型車両系建設機械/高所作業車/製図検定/計算技術検定/ボイラー取扱技能講習 ほか

卒業後の主な進路

トヨタ自動車/マツダ/JFEスチール/神戸製鋼/岡山村田製作所/三井E&Sマシナリー/西日本旅客鉄道/ヤンマーアグリ/三菱自動車工業/岡山理科大学 工・情報理工学部/広島工業大学 工学部/中国職業能力開発大学校 ほか